れいわ新選組の山本太郎さんは8月1日、新宿駅西口で街頭記者会見を行いました。

2012年頃から自民党が生活保護の受給を非難している事を批判しました。

数多くの聴衆と一緒に「片山さつき、ろくでもない」と叫びました。

7月の参院選後、初の街宣になりました。

山本太郎さんが「落選してしまった山本太郎です」とあいさつしました。

すると、「頑張れ」「応援しているぞ」というような声援が飛び交いました。

山本太郎さんは選挙公示前まで行っていた質疑応答を復活させました。

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貧困問題や日韓関係、吉本報道などの質問の後、「精神障害者2級」の男性が「両親に迷惑を掛け、情けない思いをしている」と告白しました。

山本太郎さんは彼が仕事上の責任感のために適応障害になった経緯を聞き出しました。

「責任を背負いすぎじゃないですか?国家や両親から面倒を見てもらう事に対して、申し訳ないとか思わないでいい」と返すと、賛同の拍手が湧きました。

「状況的に追い詰められて困っている人がいるのに、手を差し伸べない国家や行政に存在する価値があるのか?胸を張って国家に面倒を見てもらってください」と鼓舞しました。

山本太郎さんは、毎晩飲み歩いたり、朝から晩までパチンコに興じられるほど生活保護が手厚くなく、
生活保護を必要とする者がそれを受けられる捕捉率(ほそくりつ)は日本の場合2割~3割にとどまる事を挙げて、「これを100%に近付けなければならない」と訴えました。

捕捉率(ほそくりつ)が低い理由を、「水際で止めているから。もっともっと働くことができるだろうと。申請を諦めて死んだ人もいるのに」と福祉事務所の窓口の対応をやり玉に挙げました。

「水際作戦」というのは、生活保護の申請を受理しない事です。

そうすれば、支出を削減できますし、同時に保護不開始率の高さを隠蔽することも可能です。

更に山本太郎さんは、「生活保護受給者に対し恥と思えという空気があります。この空気を作ったのは自民党。片山さん、世耕さんです」と断言しました。 選挙期間中、名古屋・甲府・新宿の3カ所で大合唱した竹中コールに倣って、「片山さつき、ろくでもない」と3回声を合わせました。 生活保護法は2013年の改正で、福祉事務所の調査の権限を拡大したり、
罰則強化と同時に、申請時に資産や収入、扶養義務者の状況を書面にして提出することを義務付けました。

要するに、「水際作戦」の合法化です。

同改正の前年に、世耕さんが自民党生活保護に関するプロジェクトチームの座長に就任しました。

同じ年に片山さつきさんが、生活保護を受けている親(不正受給はなし)をもつお笑い芸人への批判をテレビで繰り返しました。

世耕さんが加勢しました。 片山さつきさんは「日本人が生まれながら持っていた『恥の文化』を失っている」などと主張しました。

山本太郎さんは憲法13条の「個人の尊重」を挙げて、「子供と両親は人格は別。両親と軋轢(あつれき)があったり、折り合いが良くなくても、子供が両親の面倒を見なくてはいけないのか?」と疑義を唱えました。

「とどのつまり、自民党が主張している『家族を大切にしよう』というのは、ただ単にコストダウンでしかありません。

自民党は『家族を大切に』と言っていますが、なぜ子供をもてる経済状況をつくらせない社会にしているのか?出鱈目(でたらめ)」と糾弾しました。

山本太郎さんは、安倍晋三内閣が掲げる「介護離職ゼロ」もやり玉にあげました。 「それならキャリアが終わってしまわないように、行政が安定した手立てを考えないといけない。

『家族を大切に』と言って最終的に、女房に面倒見させるんだろう。その昭和のおっさんメンタリティー、いい加減やめろ」と突き放しました。 又も喝采を浴びました。 山本太郎さんは、生活保護が日本唯一のセーフティーネットだと強調しました。 不正受給は件数で2%未満だという事を踏まえて、
「98%適正受給のものに対し、ほぼ全てが不正受給とイメージさせるような印象操作を国会、マスコミが行ったからこそ、
生活保護を受給すれば『生活保護を受けている奴はろくでなし』『不正受給だらけじゃないか』となる。何を言ってるんだ。いい加減にしろ」と報道陣を睨みつけました。

そのうえで山本太郎さんは、「今のセーフティーネットは、100%沈没してからじゃないと利用できない。
全て失ってからでは、立ち直るまでに時間がかかる」と、生活・住宅・医療など8種類の扶助からなる生活保護について、
「生活」の食費、「住宅」などが単給で利用可能な制度に改正するべきだと主張しました。

日本の生活保護の捕捉率(ほそくりつ)は、所得だけで見ると15%~20%です。

イギリスの90%、フランスの91.6%、ドイツの65%と比べてもかなり低いです。

地方創生担当相の片山さつきさんは、旧大蔵省出身の「小泉チルドレン」です。 2005年の総選挙で郵政民営化に反対する旧自民党議員の刺客に立ちました。

世耕さんはブログに「本件を放置すると保護費が増大して財政へ悪影響が生じて公益上の問題が発生する」と書いて、目的が予算の削減にある事を告白しました。

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