【MLB&NPB】
NPBは選手の移籍を活性化するべし

MLBで選手の価値を左右してしまうのは、
何と言っても「年齢」です。

同じくらいの成績でも年齢が10歳違えば契約年数も、年俸も相当に違ってしまいます。

30歳代中ばを過ぎてしまっている選手の場合、
どうしても複数年契約は難しくなってしまいます。

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どんなにチームに長い年月にわたって貢献して来た選手だったとしても、
チームが戦力として必要ないと判断したら戦力外、あるいはトレードをされてしまいます。

本人のプライドを尊重して、
25人のアクティブロースターから外れるよりマシだろう
というような配慮がなされます。

MLBとマイナーリーグは別の組織です。

ドラフトの結果、
最大50人もの選手が入団して、激しく競い合っていきます。

球団によって
契約の縛りとか育成方針、求める選手が違うので、
全ての選手がアジャストする事は難しいと言えます。

ドラフトでの指名順位が高くて、有望株だったとしても
メジャーリーグに昇格出来なかったり、あるいは有望株だからこそのトレードのオファーは当たり前にある事です。

ジョシュ ハミルトン、ホセ バティスタ、ヨハン サンタナというような選手はMLBの中でも”トップレベル”の選手です。

実を言うと彼等は全員ルール5ドラフトで埋もれた才能を見出されたスター達です。

ハミルトンのアマチュア時代は史上屈指の5ツールプレイヤーという触れ込みでした。

バティスタはドラフト20巡目で大きく期待されていたわけではありません。

サンタナは一般的なドラフトじゃなくて、ベネズエラで才能を見出されて、素材だけで契約に至りました。

それぞれスタート地点が違います。

ハミルトンは薬物問題などで野球どころではなくなってしまい、
ルール5ドラフトでレッズに移籍しました。

レッズで才能の片鱗を開花させて、その後レンジャーズで主砲として活躍しました。

バティスタはマイナーリーグでプレーしていましたが、
ルール5ドラフトでオリオールズに移籍しました。

ジャーニーマンとして複数の球団を渡り歩いていたのですが、
ブルージェイズでフォームの改良を試し見たところ、突如として才能が開花しました。

リーグ指折りのスラッガーとして大活躍しています。

サンタナはピッチャーとしての経験はありませんでしたが、
才能を買われて、ルール5ドラフト1位指名でツインズに移籍しました。

入団した頃はそれほどのスピードではなかったのですが、
代名詞のチェンジアップを使って00年代ナンバーワン左腕と言われる位の成績を残しました。

現在は怪我のために移籍先を探している最中です。

チームで活躍出来なかった選手でも、他のチームと彼等の才能を「分配」して、
才能を発揮させようという姿勢は素晴らしいと思います。

ルール5ドラフトで入団した選手は一年間ロースターに登録されて、
出場機会とアピールするチャンスを与えてもらえます。

球団側は
実験的に獲得したわけじゃなくて、
シッカリ「戦力」として計算している訳で、
メジャーリーグで活躍できる実力があると判断したからこそ獲得したのです。

1年間メジャーリーグに在籍する事が約束されるので
選手のモチベーションが上がりますし、
いかんなく才能を発揮する事が出来ます。

NPBにも他のチームから見たら
「どうして使わないの?」、
「使わないんだったら是非ウチに」
というような選手は間違いなくいるはずです。

その選手が1軍でプレーする機会がないまま戦力外通告されてしまう事はよくある事です。

他球団なら1軍で活躍出来た可能性があるのに、
最も油の乗っている時期を2軍でくすぶっているというのは
選手自身もそうですが、
球団としても非常にもったいない話です。

トレードに関する意識の違いにも問題があります。

NPBはファンからの反発を恐れているのか
滅多な事で大型のトレードを敢行しようとしません。

ここ数年では日本ハム側の糸井+八木とオリックス側の木佐貫+大引+赤田のトレードが一番大きいはずです。

特に糸井の放出はファンから反感を買ってしまいましたが、
大引を獲得した事で
一時的にセンターラインの固定が出来て、
12球団で一番若いチームへ生まれ変わりました。

球団的には成功と言えるトレードでした。

もっともっとこういった感じのトレードや若手選手の移籍も活発になる方が良いと思います。

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