がん予防に必要な12のルール

現代は誰が、癌(がん)になっても不思議ではない時代です。

ですので、癌(がん)になってから後の事も真剣に考えておかなければなりません。

玄米菜食を開始する方もたくさんいらっしゃるようです。

癌(がん)とどのように向き合っていけば良いのかを一緒に考えてみましょう。

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ストイックな食事療法

専門医の話では、
癌(がん)と診断されると、
今までの生活を反省して、
突如として食事に気を使いはじめる方が多いらしいです。

なかには、
ストイック過ぎると思えるほどの食事療法を開始する方もいらっしゃるそうですね。

代表格と言えるのが、
癌(がん)予防に効果が高いと言われている「玄米菜食」です。

「玄米菜食」は文字通り、玄米雑穀を主食にして、
季節の野菜とかフルーツ、
豆類、きのこ類、海藻類等を口にします。

少量であれば
鶏、魚肉、卵はたまに口に入れてもOKです。

ですが
白米とか白パン、砂糖、
菓子、牛肉、豚肉、牛乳等は
原則的に口にする事は出来ません。

玄米菜食の基本的な考え方は
精製された穀物とか季節外れの野菜、
遺伝子組み換え作物、添加物が入っている加工食品のような
人工的なものを食べないようにして、
自然の摂理に沿うものだけを口にしていれば
自ずと健康になるというものです。

ヨーロッパやアメリカでは
「マクロビオティック」という名で知れ渡っています。

オーガニックの野菜とかフルーツを口にして、
塩分や脂質、タンパク質等を制限しているゲルソン療法も、
玄米菜食に通じています。

注意して頂きたいのですが、
このような古来から伝わる食事法が、
科学的に正しいと証明されているわけではないのです。

ですが、
玄米菜食的な食事療法に
期待を寄せる研究者が多いのも確かです。

何故ならば
抗癌(がん)効果が高いと考えられている成分が
たくさん含まれているからです。

例えば
玄米雑穀とか海藻類には、
老廃物の排泄を補助するビタミンやミネラル類が
大量に含まれています。

野菜やフルーツには、
抗酸化物質や抗癌(がん)作用が期待できる成分がたくさん含まれています。

更に、きのこ類には
免疫力を高めてくれる作用があって、
身体内で癌(がん)細胞が増える事を防いでくれると言われています。

いっぽう、
牛、豚等の赤肉やハム・ソーセージ等の加工肉を食べ過ぎてしまうと、
癌(がん)になる確率を高めてしまう事は先程述べた通りです。

肉の焦げた箇所や酸化した脂、
或いは加工肉の添加物の中に、
癌(がん)を促進する物質が含まれていると考えられています。

こういった点からも、
牛肉や豚肉を食べないようにする玄米菜食は、
理に適っているのです。

それから、
玄米菜食が効果が高いと考えられる
次のような研究結果もあります。

アメリカで乳癌(がん)と診断された2600人以上の人を対象に追跡調査を行ったところ、
フルーツ、野菜、全粒穀物(精白していない穀物)、鶏肉、魚類をたくさん口にしている人は、
精白穀物、加工肉、牛肉や豚肉、デザート、高脂肪乳製品、フライドポテトをたくさん口にしている人と比較すると
死亡率が低いという結果が出ています。

それと、
乳癌(がん)生存者を対象にした別の研究でも、
野菜とか全粒穀物をたくさん口にしている人の死亡率は、
そうでない人と比較すると
40パーセント以上低いそうです。

 

食事療法のみで
癌(がん)を治す事が出来るという
科学的証拠はない

こういったデータからも、
癌(がん)の予防に、玄米菜食はベストと言えるでしょう。

癌(がん)になると、
生活が癌(がん)に支配されたような感覚に陥ってしまいがちです。

ですが、食事療法によって、
自分のほうが癌(がん)をコントロールしているという気持ちになって、
精神的な安心感を得られるなら、
玄米菜食を継続するのは
良い事だと評価する癌(がん)の専門家も存在します。

ですが、
過剰過ぎる期待をしてはいけません。

食事療法に癌(がん)の再発予防効果があったとしても、
さほど大きくないと考えられています。

寧ろ、
玄米菜食は初めてという方が無理して継続すると、
ストレスになってしまって、
心身に悪影響を及ぼす可能性もあるのです。

実際に私は、
乳癌(がん)を患った方から、
次の様な話を聞いた事があります。

友人に勧められて玄米菜食を開始したけど、
他人が美味しそうにステーキを口にしている姿を見て、
「何で私だけ」と孤独になって、
精神的に追い詰められてしまったそうです。

ネットで検索すると、
「癌(がん)が消えて無くなった」
といった体験談を目にする事があります。

中には有料のセミナーに勧誘して、
自然食品とか健康食品、
サプリメントを売りつける事を目的にしているケースがあります。

くれぐれも要注意です。

食事療法のみで
癌(がん)を治す事が出来るという
科学的根拠はどこにもありません。

病状が悪化してしまうと、
「指導を守らなかったアナタが悪い」と
責任転嫁されるケースもあるそうです。

ワラにもすがる思いをしている方に
結果責任を転嫁して、
精神的に追い詰めるのですから言語道断です。

玄米菜食にこだわり過ぎてしまうと、
かえって逆効果になる事もあります。

白米と比較すると
玄米は消化吸収しにくいからです。

癌(がん)の術後や治療中は、
胃腸の機能が弱くなっているので、
玄米を口にして嘔吐したり下痢をしたり、
栄養状態が悪くなってしまう人もいるそうです。

癌(がん)を予防するためには
体力も必要不可欠です。

痩せ過ぎて免疫力がダウンしてしまったら、
元も子もありません。

それに、
身体に悪影響を及ぼすと言われている肉にも、
血管を強化する等の効用があります。

肉食が
戦後の日本人の体力を向上させた事や
寿命を向上させた事は否定出来ない事実です。

長らく白米や肉食に慣れ親しんできた方にとっては、
これらを断つのは苦痛以外の何物でもないでしょう。

ですので
玄米菜食が苦手な方は、
極端に無理したりせずに
バランスのよい健康的な食事を心がけてみてはいかがでしょうか。

なお、
口腔癌(がん)、咽頭癌(がん)、喉頭癌(がん)、食道癌(がん)、肝癌(がん)、乳癌(がん)、大腸癌(がん)等、
お酒と関連する癌(がん)患者が
過度な飲酒を継続してしまうと、
同じ箇所に新たな癌(がん)が発生する危険性があります。

また、
喫煙も再発の危険性を高めてしまうのみならず、
呼吸器や循環器等他の病気の原因にもなります。

命を縮めてしまう可能性が高いので危険です。

というわけで、
癌(がん)になってからも、
節酒と禁煙には心がけてください。

 

最新データに基づいた
科学的な癌(がん)予防

食事のみならず、
身体を動かす事も重要です。

ここ10年のあいだに、
適度な運動は
癌(がん)の再発率や死亡率をダウンさせるために有効だという報告が相次いでいます。

例えば、
いくつかの研究データを統計的に統合して解析した結果、
運動の影響で乳癌(がん)の再発率が24パーセント、
死亡率が34パーセント低下する事が証明されています。

また、
大腸癌(がん)に関しても、
再発率、死亡率共に
最大で50パーセントの改善が確認されています。

更に、
前立腺癌(がん)、卵巣癌(がん)でも、
同様の結果が出ています。

今後も検証が必要なデータですが、
癌(がん)になってからも食事や運動がどれほど重要なのかご理解頂けたと思います。

とは言え、
のめり込み過ぎてしまうのは考えものです。

癌(がん)になってしまうと仕事を辞めてしまって、
癌(がん)を完治させるための生活が中心になってしまう人がいます。

ですが、
癌(がん)に人生を支配されてしまって、
癌(がん)に追い詰められてしまうのは、
決して良い事ではありません。

以前は、
前向きな姿勢でがんと闘病するほうが
長生き出来ると考えられていた時代が確かにありました。

ですが、
現在はいくつかの臨床試験の結果、
そのような考え方は否定されています。

無理に前向きになるように励ますのではなく、
その人らしく癌(がん)と向き合うのがベストだと考えられています。

ですので、
生活習慣に関しても、
癌(がん)になったからといって無理やり変えたりせずに、
生活を見直すキッカケにすれば良いのではないでしょうか。

ここまで見て来た通り、
癌(がん)になってからの予防に良いと言われている食事や運動は、
癌(がん)にならないようにする一次的な予防法と共通しています。

要するに、
決して特別なものではありません。

癌(がん)になる前から
健康的な生活を心がける事が大切です。

そして、
癌(がん)になってからも
その健康的な生活を継続する事が、ベストではないでしょうか。

癌(がん)研究振興財団が長年の研究結果に基づいて
「癌(がん)を防ぐための新12か条」
を作成しています。

これを目にすると、
当たり前の事が書いてあると感じるかもしれません。

ですが、
本当に大切な事が記されています。

12か条を参考にして、
アナタも是非、
癌(がん)を予防するためにも
健康的な生活を送ってください。

 

癌(がん)を防ぐための新12か条

1・喫煙しない

2・他人の煙草のけむりを極力吸わない

3・お酒はほどほど

4・バランスのとれた食生活

5・塩辛い食品はほどほどに

6・野菜や果物を不足させない

7・適度な運動

8・適切な体重を維持する

9・ウィルスや細菌の感染予防と治療

10・定期的ながん検診

11・身体の異常に気がついたら、即座に受診

12・正しいがん情報からがんを学ぶ

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