癌(がん)にならないのは
こういうタイプの人間

 

煙草(たばこ)と胃癌(がん)は無関係?

煙草を吸っていると肺癌(がん)になる確率が上昇してしまう事はおそらくご存知でしょう。

それではタバコと胃がんは関係があるのでしょうか?

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是非、これからの文章に目を通してご自分で確認して下さい。

答えは最後に載っています。

 

「癌(がん)検診」より
「癌(がん)予防」のほうが大切!

癌(がん)予防と聞いて、皆様はどのような事を想像しますか?

まず最初に「癌(がん)検診」を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。

現実問題、癌(がん)検診はがんを予防するために行われているんです。

ですが、正しい言い方をすれば「癌(がん)による早死に」を防ぐ事が目的なんです。

癌(がん)予防に関して言えば、「癌(がん)にならない」事がベストです。

この事を「1次予防」と言うんです。

癌(がん)検診は、「1次予防」に次ぐ「二次予防」です。

要するに、「癌(がん)になってしまったんだけど、早い段階で治療して死亡しないようにしよう」という事です。

ですが、以前にも指摘させて頂いた事がありますが、癌(がん)検診は残念ながら、それほどの効果はありません。

実際の話、寿命がのびるという科学的な証拠はどこにも無いんです。

ですので、「癌(がん)を早い段階で発見する」事に時間やお金を使うより、同じ予防をするのであれば「癌(がん)にならない」事に力を入れるほうが良いと思います。

 

国立がん研究センターの調査結果

国立がん研究センターには、日本人が癌(がん)になる原因として、どのような要素がどの程度占めているかというデータが存在します。

国立がん研究センターの研究成果を参考にして癌(がん)の予防法を徹底的に研究すれば、癌(がん)になる確率を急激にダウンさせる事が出来るかもしれません。

平成27年二月に国立がん研究センターが「日本人のための癌(がん)予防法」を作成しています。

がん予防を考える上で物凄く参考になります。

なんと言っても、癌(がん)になる最も重大な原因は「喫煙」です。

とりわけ男性は喫煙の影響が大きいです。

癌(がん)罹患の29.7パーセント、癌(がん)による死亡の34.4パーセントが喫煙の影響だという結果が出ています。

女性に関して言えば、癌(がん)罹患の5.0パーセント、癌(がん)による死亡の6.2パーセントです。

要するに、煙草は一生吸わない事が望ましいです。

喫煙者は出来るだけ早く禁煙するべきです。

禁煙すれば癌(がん)になる確率を急激にダウンさせる事が出来ます。

喫煙が胃癌(がん)、食道癌(がん)、子宮頸癌(がん)になる確率を上昇させる事は間違いありません。

煙草といえば「肺癌(がん)」をイメージする人が多くいらっしゃると思います。

しかし、煙草をすえば肺癌(がん)ばかりか、「胃癌(がん)」「食道癌(がん)」「膵癌(がん)」「子宮頸癌(がん)」になる確率も間違いなく上昇します。

肝癌(がん)になる確率も「ほとんど確実」に上昇してしまうようです。

大腸癌(がん)、乳癌(がん)に関しては断言はしていませんが、「可能性あり」になっているんです。

要するに、喫煙をすれば肺癌(がん)のみならず、全ての癌(がん)になる確率が上昇してしまうという事です。

ここは非常に重要なのですが、喫煙の害は煙草を吸う人ばかりか、煙草を吸わない人にも及んでしまいます

いわゆる「受動喫煙」ですね。

とりわけ女性は旦那さんからの影響が大きいです。

癌(がん)罹患の1.2パーセント、癌(がん)による死亡の1.6パーセントという結果が出ています。

男性は癌(がん)罹患の0.2パーセント、癌(がん)による死亡の0.4パーセントです。

煙草をすえば癌(がん)ばかりか、心筋梗塞や脳卒中になる確率も上昇してしまいます。

自分のためだけではなく、家族の人や周辺の人達の健康のためにも、喫煙者は率先して禁煙や分煙に努めるべきです。

 

「感染」は癌(がん)になる重大な原因

癌(がん)になる重大な原因としては喫煙の他に「感染」があります。

男性は癌(がん)罹患の22.8パーセント、癌(がん)による死亡の23.2パーセントです。

女性の場合は喫煙より大きくなって、癌(がん)罹患の17.5パーセント、癌(がん)による死亡の19.4パーセントが感染によるものという結果が出ています。

感染の影響は意外に大きいんです。

感染のなかで、癌(がん)になるリスクを確実に上昇させると考えられているのは、「肝炎ウイルス(肝癌)」「ヘリコバクター・ピロリ(胃癌)」「ヒトパピローマウイルス(子宮頸癌)」です。

このうち、「肝癌(がん)」は、患者のおよそ80パーセントがC型或いはB型の肝炎ウイルスに起因するようです。

以前、輸血、血液製剤、注射針の使い回し等が原因で感染が広がって、「薬害肝炎」が重大な社会問題になった事がありました。

しかし、今はそれらの感染対策が進んだおかげで、肝癌(がん)による死亡者数は2000年代初頭をピークに減少しています。

とは言っても、今でも65歳以上の方の百人に一人~二人がC型肝炎ウイルスに感染しています。

保健所に行くとお金をかけずに検査が受けられる自治体も多いですし、一度は感染の有無を確認して頂きたいものです。

もしも感染していたら肝臓の専門医等に行ってください。

抗ウイルス薬が進歩したので、C型肝炎ウイルスはほとんど駆除できます。

「ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)」の感染によって胃癌(がん)の発症リスクが高くなるのは「確実」です。

以前は、ピロリ菌は井戸水等を介して感染が広がっていました。

ですが、上下水道が整備されたので若い人の感染率は下がりました。

しかし、今現在でも高齢の人の70パーセント~80パーセントの方が感染しています。

胃癌(がん)に関しては、ピロリ菌感染と胃粘膜萎縮の有無を血液検査で検査する「胃癌(がん)リスク検診(ABC検診)」という方法が存在します。

胃癌(がん)リスク検診で胃癌(がん)リスクが高いと評価された方は、定期的に「内視鏡(胃カメラ)」検査を受けたほうが良いでしょう。

 

男性が癌(がん)になる原因の約10%は
「適量を超えた飲酒」

子宮頸癌(がん)の原因になっているヒトパピローマウイルス(HPV)は、性交経験のある女性の多くが一度は感染するようです。

しかし、感染してもほとんど免疫によって自然に排除されます。

癌(がん)になる人は、ごく少数の人だけです。

とは言っても、「低年齢で性交した経験がある」「性的パートナーが多い」「多産」「HPV以外の性感染症に感染している」「喫煙中」というような方は子宮頸癌(がん)になる確率が上昇してしまいます。

気になるようなら産婦人科の先生に相談してみてはいかがでしょうか。

癌(がん)になる原因として三番目に多いのは「適量を超えた飲酒」です。

つまり酒の飲み過ぎですね。

男性では癌(がん)罹患の9パーセント、癌(がん)による死亡の8.6パーセントです。

女性は癌(がん)罹患、癌(がん)による死亡共に2.5パーセントです。

一日あたり日本酒一合程度の適度な飲酒であれば心血管疾患の予防になります。

ですが、飲酒が行き過ぎてしまうと「全癌(がん)」「肝癌(がん)」「大腸癌(がん)」「食道癌(がん)」になる確率が間違いなく上昇してしまいます。

大酒飲みの人達は出来うる限り、アルコールの量を控えてください。

 

「食事、運動、体形」との関連は
それほど大きくない

他の要素に関しても、計算されています。

食事(塩分、野菜・果物)、身体活動、体形に起因する割合は、それほど大きくありません。

例えば、野菜不足が原因の癌(がん)の場合、男性は癌(がん)罹患、癌(がん)による死亡共に0.7パーセントです。

女性は癌(がん)罹患、癌(がん)による死亡共に0.4パーセントです。

運動に関しては男性は癌(がん)罹患が0.3パーセント、癌(がん)による死亡が0.2パーセントです。

女性はそれぞれ0.6パーセント、0.4パーセントです。

ですので、癌(がん)予防の側面だけから言うと、むやみやたらに野菜を食べたり、頑張ってダイエットしたりする必要はないと言えます。

とは言え、野菜不足、運動不足、太り過ぎは、他の病気の原因になりえます。

例えば、食べ過ぎ、運動不足、太り過ぎ等で2型糖尿病になると、心筋梗塞や脳卒中になりやすくなります。

心筋梗塞や脳卒中ばかりか、癌(がん)、認知症、うつ病等になる確率も上昇してしまいます。

ですので、バランスのいい食事&適度に体を動かす事が、健康をキープするためにも大切です。

 

癌(がん)になる三大原因を回避するだけで
予防効果は絶大!

癌(がん)になる原因として大きな割合を占めている「喫煙」「感染」「過度の飲酒」を遠ざけるだけで、急激に癌(がん)になる確率は低くなります。

それでは冒頭の問題の答えですが、煙草と胃癌(がん)は無関係ではありません。。

煙草をすえば肺癌(がん)ばかりか、胃癌(がん)、食道癌(がん)、膵癌(がん)、子宮頸癌(がん)になる確率も上昇してしまいます。

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