【アメリカ合衆国大統領】
さっぱり先が見えて来ない
民主党の闇!

ドナルド・トランプ アメリカ合衆国大統領は就任してからというもの、
凡人には到底予測する事が不可能な発言を続けてきました。

米国内は言うまでもなく
世界規模で見ても大きな注目を集め続けています。

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民主党はそのようなドナルド・トランプ氏と比較すると、すっかり影がかすんでしまっています。

中間選挙の分も下院を中心に決して悪くはないはずです。

しかし、
政治的分極化もあって、
民主党の反ドナルド・トランプの動きが目立たなくなっています。

 

1. 民主党の指導者達に飽きが来ている

民主党はリーダーシップが欠けていて事態は深刻です。

下院のトップであるペロシ院内総務は78歳です。

1987年に下院議員になって、既に31年目です。

見た目も物凄く疲れきっている印象があります。

ですが、
本年度の中間選挙でも
再選する気まんまんです。

仮に、
民主党が下院で多数派を奪還すれば、
ペロシさんが再び下院議長になる可能性が高いのではないでしょうか。

リベラル派の雑誌『アトランテック』は
ペロシさんのリーダーシップに対して真っ向から疑問を投げかけています。

『アトランテック』の特集は
ワシントンの政策関係者のあいだで
かなり大きな話題になっています。

現実問題として、
超リベラルで既存のエスタブリッシュメントとの関係が深いという点で
共和党サイドからすると、
攻撃対象になっています。

上院を見渡して見ても、
去年院内総務に就任したシューマー氏に対して
求心力が欠落している事を避難する声が多いです。

シューマー氏は既に67歳です。

出身のニューヨーク州では強い影響力を持っています。

金融機関との親密な関係もあって、
民主党支持者の一部の人から強烈な反発があります。

2020年に行われる大統領候補に挙がってくる名前の中には、
民主党のホープと言われているカストロ兄弟の様に40歳代の若手もいるのですが、
パトリック前マサチューセッツ州知事やマコーリフ前バージニア州知事は60歳前後です。

ウォーレン氏は68歳、サンダース氏は76歳、バイデン前副大統領は75歳です。

ひょっとしたら
この先更に期待出来る若手が台頭して来るかもしれません。

ですが、
少なくとも現時点で全米中に知れわたっているのは、
高齢の政治家しかいません。

共和党のドナルド・トランプ アメリカ合衆国大統領は71歳です。

ビル・クリントン元大統領と同じ年です。

しかしながら、
型破りな言動の影響もあって、
「若々しさ」は他を寄せ付けないくらいのものがあります。

民主党政権の近くにいるある人物は、
「まったくもってしらけている。既に過去の人と言っていい政治家ばかりだ」
と嘆いていました。

 

2. 追い風(?)の中間選挙

連邦議会は今現在、上院では五月末現在、共和党51、民主党49で、本当に僅差です。

但し、
11月の中間選挙に向けては、
下院では民主党に追い風が吹いていると言えます。

下院は共和党235対民主党193です。

42議席の差ですが、
下院で引退したり
上院や州知事選に鞍替えする共和党議員が相次いでいます。

五月末現在、共和党で37人です。

民主党は17人です。

例年は平均して各党20人以下ですので、
どうしても共和党の議員の引退が目についてしまいます。

引退する議員を見てみると
穏健派の共和党議員や委員会の委員長が辞めてしまいます。

中でも下院の要だったライアン議長が引退を決めてしまった事は
関係者に衝撃を与えました。

下院では再選率が90パーセントをオーバーしています。

ですので42議席をリードしている共和党は物凄く有利なはずです。

しかし、
引退議員が急激に増えてしまうと
情勢が一気にひっくり返ってしまう可能性があります。

二大政党間での争いですので、
42議席差なら、民主党が21議席をひっくり返してしまえば多数派を奪還出来るのです。

セクハラに対する「Me too運動」も
後押してくれるかもしれません。

9.11直後の2002年に行われた中間選挙では、
ブッシュ氏が率いる共和党は微増でした。

ですが、
基本的には一期目の大統領の中間選挙では
議席を失ってしまうのが通例です。

オバマ前大統領の一期目の
2010年に行われた中間選挙では、
少数派党だった共和党が63議席を奪い返して、
多数派に返り咲きました。

また、
クリントン氏の一期目の
1994年に行われた中間選挙では
民主党は54議席を失いました。

いずれも、
風が吹いた「ウェーブ選挙」の典型例です。

更に、
ロシア疑惑が未だに終わる気配が見えて来ないドナルド・トランプ氏に対して、
民主党サイドは
「トランプ弾劾」を争点にして
選挙を戦って行く事もじゅうぶん可能です。

民主党が下院で多数派を取れば、
ドナルド・トランプ氏の弾劾を上院に上訴できます。

上院では三分の二が同意する必要があるので、
現実問題として弾劾までには至らないとみられています。

しかし、
それでも国内政治は秋以降
大きく停滞してしまうかもしれません。

いずれにしても、
ドナルド・トランプ氏は大きな曲がり角にぶち当たってしまいます。

支持者向けだけを意識していた政権運営を
変えざるを得なくなる可能性があります。

 

3. 分極化の中で

但し、その中間選挙では、
ドナルド・トランプ叩きで乗りきっていくのか、
民主党としては
まだ動きが固まっていないのが現状です。

ペロシ院内総務他、指導部に対する求心力が足りないので、
未だに選挙戦略が明確になっていません。

各種世論調査に目を通して見ると、安定的です。

しかし、
40パーセント弱の支持率が続いています。

この数字は就任一年四カ月の大統領としては前例がありません。

ドナルド・トランプ アメリカ合衆国大統領に対し、
民主党サイドの巻き返しがまるで目立ちません。

ドナルド・トランプ アメリカ合衆国大統領の行動を観察してみると、
まったく別の世界が存在します。

パリ協定からの離脱、ロシア疑惑や
「トイレのような国」発言等で
批判が殺到しています。

そのために民主党支持者にとって
ドナルド・トランプ アメリカ合衆国大統領は
「とんでもない人」です。

民主党支持者のドナルド・トランプ氏の支持率は10パーセントに達していません。

反対に共和党支持者からすると
「既存の政治をぶっ壊したスーパーヒーロー」です。

ドナルド・トランプ氏の支持率は80パーセントをオーバーします。

両者の差は70ポイントです。

オバマ前大統領の一年目も
同じ様に分極化が進んでいて、
景気回復時に支持率が全く呼応しませんでした。

但し、その時は
民主党支持者からは
80パーセントをオーバーする支持、
共和党支持者からは
10パーセント台半ばの支持がありました。

両者の差は60ポイント台だったのです。

その事を考慮すると、
ドナルド・トランプ政権のこの一年4カ月は、
保守とリベラルの分極化が
更に進んだと言えます。

2018年度の予算を決める事が出来ないまま
丁度就任一年目の一月20日に
政府機能が部分停止する事になってしまいました。

党派性が強烈に表れていると言えます。

共和党サイドは
「国境の壁」を主張して、
民主党は
「非合法移民の子供達のDACA(合法滞在制度)が廃止される事に関しての対策」を主張して、
まったく意見が噛み合いませんでした。

この分極化の中で、
民主党がドナルド・トランプ下ろしを画策したら、
共和党支持者は
「やり過ぎ」「フェイクニュースに踊らされている」というような
レッテルを貼るに違いありません。

トランプ氏は
規制緩和や税制改革、インフラ投資というような
経済関連の政策に対しての期待感が物凄く大きくて、
期待感が先行する形で
オバマ氏から大統領の座を引きつぎました。

現実に経済も成長し続けています。

これが「トランポノミクス」の核心です。

しかし、
民主党がドナルド・トランプ下ろしを進めれば、
「景気を悪くした党」という
イメージダウンを避ける事は出来ないでしょう。

分極化の中、
民主党はこの先どのように進んで行くのでしょうか?

その先には深い闇があるかもしれません。

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